創成館 対外試合の代わりに紅白戦 4番松永が投打で活躍

[ 2020年3月9日 05:30 ]

投げても好投した創成館・松永
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 無観客で行われる第92回選抜高校大会(19日開幕・甲子園)に2年ぶり4度目出場の創成館(長崎)が8日、諫早市内でA組とB組に分かれた紅白戦を2試合行いAチームが連勝した。当初は対外試合の解禁日だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で高野連の方針により、15日まで対外試合ができなくなった。そのため、紅白戦で実戦感覚を補った。

 4番の松永知大(ともひろ)外野手(2年)が投打で活躍。1試合目で3安打、2試合目も2安打とヒットを量産した。1試合目ではリリーフでも登板。打者9人を無安打に抑えた。本人は「精度を上げていきたい」と満足はしていないが、稙田龍生監督は「投手としても計算している」と信頼を口にする。

 新型コロナウイルスの影響で甲子園は無観客開催になった。松永は「戸惑いはあったけど、逆に緊張がほぐれていい感じにできるのかなと思う」とプラスに捉える。対外試合は「甲子園がぶっつけ(本番)になる。1球ごとに緊張感を持てるか」という指揮官の号令のもと、すでに紅白戦を30試合ほど実施。松永は「やるべきことしっかりやって、ベストコンディションで臨みたい」と目をぎらつかせた。

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2020年3月9日のニュース