日本ハム・輝星 1軍見えた!乙坂&桑原斬り1回無失点「1軍で勝てる状態に」

[ 2020年2月21日 05:30 ]

名護キャンプ ( 2020年2月20日 )

DeNAとの2軍練習試合で3回、3番手で登板した吉田輝(撮影・沢田 明徳)
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 キャンプは2軍で調整する日本ハム・吉田輝が1軍キャンプ地のタピックスタジアム名護で行われたDeNAとの2軍練習試合で3回から3番手で登板し、栗山監督も見守る中で1回を投げ、2安打されながら無失点の力投。近日中の1軍昇格の可能性が高まった。

 「無失点の結果は良かった。直球も強さがあって甘くても外野の頭を越されなかった」と吉田輝。1死後に連打を浴び一、二塁とされたが、そこから踏ん張った。1軍経験豊富な桑原を143キロ直球で空振り三振に斬ると、乙坂もネット裏の球団スピードガンでこの日最速となる145キロ直球で三飛に抑えた。

 全16球のうち、直球が12球。スプリットは精度を欠いたが、直球について木田投手コーチは「(15日の)紅白戦より切れも球筋も良くなっている」と評価した。昨秋に発症した右肘違和感の影響もなく、順調ぶりが球質にも表れ、吉田輝は「1軍で勝てる状態に上げたい」と力を込めた。

 沖縄・国頭の2軍キャンプは21日で打ち上げ。1軍昇格となれば、そのまま名護の1軍に合流する。
 (秋村 誠人)

 ▼日本ハム・荒木2軍監督 1軍のコーチ陣も見ていて(吉田輝は)かなり気合が入った中で、よく投げていた。(状態が)いいのは間違いない。

 ▼日本ハム・清宮(4番・DHで出場した右肘手術後の実戦2試合目は2打席凡退)早くもう少し打席に立ちたい。ここからは試合で打つための練習に集中したい。

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