巨人・坂本 2度のインフルから復帰し休日返上トレ!出遅れも「焦りすぎず焦る」

[ 2020年2月11日 05:30 ]

<巨人 宮崎キャンプ>華麗なスローイングを見せる坂本(撮影・西海健太郎)
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 元気な姿で、走って、守って、打った。インフルエンザA型を発症していた巨人・坂本が10日、4日ぶりに練習を再開。チームは休養日だったが、木の花ドームで約1時間半、汗を流した。

 「問題なく動けました。少し遅れちゃっているので、焦る気持ちもありますけれど、体と相談しながら、焦りすぎず、でも焦るところはしっかり焦ってやっていきたい」

 7日に宮崎県内の病院でインフルエンザA型と診断された。一つ一つの動きを確認するように、ダッシュ、約50メートルでのキャッチボールの後にはノックも受けた。ティー打撃では力強い打球も放った。

 1月に沖縄県で行っていた自主トレ中にもインフルエンザB型に感染。2カ月連続で停滞を余儀なくされた。「自分自身が一番悔しい。やってきたことが少しマイナスになる。イメージしていた予定と変わってきますし、情けない」と話す。それでも「起きてしまったことを悔やんでもしょうがない。ここからどうするかが大事」と3月20日の開幕までの時間を有効に使う。

 11日からは独自調整していた「S班」の丸、亀井、炭谷とともに1軍に合流するが、元木ヘッドコーチは「勇人の場合、自分一人でできる」と15日からの沖縄キャンプ第1クールまでは調整を一任する方針。宿舎で静養中も「熱が下がったのは早かったんで、部屋の中でできるだけ筋力とかが緩まないようにやっていました」と坂本。主将がここからピッチを上げる。(青森 正宣)

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