阪神・中田「時期的には早いですけど…」11日に初シート登板へ

[ 2020年2月11日 05:30 ]

<阪神春季キャンプ>ブルペンで投げ込む中田(撮影・平嶋 理子)
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 阪神に新加入した中田が11日、今キャンプで初めてシート打撃に登板する見込みとなった。

 「時期的には早いですけど、ブルペンでやっているボールが打者に対してどれだけ投げれるかなと思う。それで課題も出てくると思うので、その確認という意識でも投げたい」

 例年より早めの仕上がりで、先発ローテーション入りをアピールする。10日はブルペンで直球に加えてカーブ、スライダーなどの変化球も交えて67球を投げ、調整。投球練習後には3年目の馬場にアドバイスを送った。

 「何かしら後輩から聞かれたことに対しては経験したものがあれば伝えていきたいなという思いがある。(自分の)引き出しの中で合うのがあればなと思って提案しました」

 16年目のベテランが見せる献身的な姿勢は、矢野監督からも信頼を寄せられている。「挑戦しにいく姿は伝わっているし、存在自体が若手の手本になってくれる」。あとは結果を残して、自らのポジションを確立させていくだけだ。(長谷川 凡記)

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