T―岡田 32歳の誕生日に“今季1号”「ノッていけたら」

[ 2020年2月10日 05:30 ]

杉本(左)、安達(右)から誕生日ケーキを食べさせてもらうT-岡田(撮影・井垣 忠夫)
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 復活を予感させるバースデー弾だ。オリックスのT―岡田が9日の紅白戦で、白組の「4番・一塁」で出場。32歳の誕生日を迎えた一戦で“今季1号”となる本塁打を放った。

 「カウントから、真っすぐ1本で。感触は良かったです。これからもアピールできるようにやっていきたい」

 4回1死無走者の第2打席。3ボール1ストライクからの高め140キロ直球を強振。完璧に捉えた打球は、一直線に右翼スタンドへ飛び込んだ。

 練習後には安達、杉本から誕生日ケーキで祝福。「結果を残さないと143試合出られない。(誕生日に本塁打が)出ないより出た方がいい。ノッていけたら」と力を込めた。

 昨季は20試合で打率・120、1本塁打、2打点と低迷。逆襲を期し、オフにプエルトリコでのウインター・リーグで武者修行に臨んだ。「向こうでやってきた、ポイントを中に入れてということができている。継続してやっていく」。10年本塁打王の輝きを再び…。チームの浮沈は、背番号55の打棒に懸かっている。(湯澤 涼)

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2020年2月10日のニュース