結果気にするタイプ　中日・大野雄　完全投球「きょうに関しては課題なし」

シート打撃に登板した大野雄（撮影・椎名　航）
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　中日の開幕投手大本命の大野雄がシート打撃に登板し、打者7人に無安打と完全投球を披露した。最速も147キロをマークし「出来過ぎで怖いぐらい」とニッコリ。外野に飛んだのも高橋の左飛だけという圧倒ぶりで「良かったです。結果も気にするタイプなので。きょうに関しては課題はなかった」と順調な調整をうかがわせた。

　見せ場はビシエドの打席だ。2ボールから直球で押し込み二飛。「打者が真っすぐを狙っている場面で仕留められた」と納得の球を振り返った。昨年は最優秀防御率のタイトルを獲得するなど名実ともにエースの座に復帰。この日は新人の郡司（慶大）とバッテリーを結成し、サインに首を振る場面もあったが「きょうは真っすぐを投げたかったので。すごく良いリードだった」と新人を称えるさまは余裕もあった。