DeNA東、今季絶望　20日に左肘トミー・ジョン手術　ラミレス監督「残念だが、これも野球」

DeNAの東克樹投手（球団提供）
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　DeNAは9日、東克樹投手（24）が20日に横浜市内の病院で左肘内側側副じん帯再建術（通称トミー・ジョン手術）を受けると発表した。キャンプ2軍スタートだった3年目左腕は、初日にブルペン入りも左肘の違和感が再発。3日から別メニュー調整となっていた。18日まで投球動作以外の練習は行う。

　今季中の復帰は絶望となり、ラミレス監督は「残念だが、これも野球。今の状態では投げられないので手術を決断した。若いので早く治して復帰してほしいけど…。東の穴はみんなで力を合わせて埋めてほしい」と沈痛な面持ちで話した。実戦復帰については「今までの例から予測すると、来年の開幕は早すぎる。後半戦くらいかな」と見通しを語った。

　1年目の18年に11勝を挙げて新人王に輝いたが昨季は左肘の違和感に苦しみ、わずか7試合の登板で4勝に終わった。復活に向けて昨オフから慎重に調整を進めてきたが、トミー・ジョン手術という最悪の事態となった。