楽天ドラ2・黒川、1軍残留で英才教育　“ポスト浅村”期待の打力を石井GM「見てみたい」

（左から）小深田、藤田、銀次、鈴木大地らが見守る中、懸命にボールを追う黒川　（撮影・白鳥　佳樹）
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　楽天が8日、沖縄・金武町に移動して行う2次キャンプのメンバーを発表。9日で終了する久米島キャンプまでの期間限定で1軍入りしていた高卒ドラフト2位・黒川（智弁和歌山）が、そのまま1軍に残留することになった。将来のレギュラー候補に「英才教育」を施すのが狙いで石井一久GMは「これからの選手の育成も大事。試合でどれぐらいバットが振れるか見てみたい」と説明した。

　打力が魅力の大型内野手で「ポスト浅村」として期待されている。この日のフリー打撃では28スイング中、4本の柵越え。チームは13日の日本ハムとの練習試合を皮切りに実戦が続く。「1軍に残ることを目標にしていたので、試合が楽しみ。強気な打撃を見せたい」と黒川。生き残りを懸けたサバイバルの第2ステージへと挑む。（重光　晋太郎）