阪神・西勇輝、開幕から全開宣言 序盤から黒星先行だった昨年反省生かし「負けない投手に」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

サードユニフォームを着用し、キャンプの意気込みを話す西勇輝(撮影・平嶋 理子)                                   
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 移籍2年目の春に臨む阪神・西勇は、負けない男になることを誓った。梅野とともに、サードユニホームのモデルとして登場。開幕投手の本命らしく、言葉の端々にエースとしての自覚をにじませた。

 「負けないように投げていきたい。負けないことの方が大事だと思う。勝つことも難しいけど、負けないことも難しいので、しっかり意識を持ってやっていきたい」

 同じ過ちを繰り返すつもりはない。昨季はシーズン序盤は波に乗りきれず、6月までの13試合で6敗(3勝)。対照的に「ウル虎の夏」期間を含む7月以降は、7勝2敗と夏男ぶりを発揮した。「優勝を目指せるように」。自身の言葉を実現させるためには開幕からの“ウルトラ”スタートを目指すしかない。

 1日からの春季キャンプを前に、チーム内の競争激化を期待した。「みんながライバルとして頑張れればいいと思う。けがだけはしないように開幕を見据えてやっていきたい」。投手王国の先頭に立つ気概に満ちあふれた。

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