西武ドラ1・宮川、ブルペンで51球 辻監督うならす「カーブの切れ凄い」

[ 2020年1月25日 05:30 ]

消火訓練をする西武のドラフト1位・宮川(右)
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 西武のドラフト1位・宮川(東芝)が、初の「御前投球」で指揮官をうならせた。新人合同自主トレでブルペン入り。カーブ、カットボールも交えて51球を投げ「指先の掛かりを意識している。ここまで順調に来ていると思う」とうなずいた。

 視察に訪れた辻監督は、初めて即戦力右腕の投球練習を目にし「カーブの切れが凄い。面白そう」。宮川独特の球速の速い「パワーカーブ」に目を奪われた。先発かリリーフかの起用法は「まだ決めていない」とし、「投手陣は去年より層が厚くなった。いい競争になると思う」と自らの力でチャンスをつかみ取るよう期待した。

 宮川は練習後、他のルーキーと防災訓練に参加。ホースでの消火活動などを体験し「マウンドでは僕自身は熱く燃えて、相手の火を消したい」と誓った。

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