中日ドラ3・岡野 松坂&大谷流で調整!直球とカーブのみでバランス意識

[ 2020年1月24日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む中日の岡野(撮影・椎名 航)
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 中日のドラフト3位・岡野(東芝)が23日、西武・松坂やエンゼルス・大谷と同じ調整法を披露した。ナゴヤ球場での新人合同自主トレで2度目のブルペン入り。捕手を立たせたまま20球目までは直球とカーブのみを投げた。

 「僕は体が前に突っ込む癖があり、球が抜けてしまったりする。リリースの安定感を求めてやっています」

 初めてブルペン入りした21日も直球とカーブのみ30球。この2球種のみのブルペン投球は西武・松坂やエンゼルス・大谷も新人時代から行っており、投球のバランスを整えるなどの狙いがある。岡野は社会人時代から採り入れたといい、プロの固いマウンドに適応するべく、フォームの安定を求め直球とカーブに重点を置いた。

 この日は終盤にカットボールやスライダーをわずかだが解禁。捕手を座らせて本格的な投球練習を予定する26日からの次クールに向け順調にステップを踏んでいる。カーブ以外の変化球は「いい球と悪い球があった。バラつきを少なくしたい」と分析。即戦力として期待される右腕にエンジンがかかってきた。(徳原 麗奈)

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2020年1月24日のニュース