ヤクルト 新外国人右腕クック“一番乗り”来日「ワクワク感があふれている」

[ 2020年1月20日 18:04 ]

<ヤクルト新外国人選手来日>成田空港に到着したクックはつば九郎人形を手に笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトの新外国人のマット・クック投手(29=前ダイヤモンドバックス傘下3A)が20日、羽田空港着のユナイテッド航空機で来日した。今季の新外国人で一番乗りとなり「1年目なので早めに来て下見したかった。自分の目で見て日本のことを勉強したい」と勤勉さがにじみ出た。

 助っ人外国人は、通常キャンプ直前の1月末に来日することが多い。自宅が米アイオワ州にあるクックは、降雪による欠航で来日が遅れ、本来ならば前日19日が来日予定だったという。

 「疲れよりも、初めて日本に来てワクワク感があふれている。とても素晴らしい国だと聞いています」。移籍決定後は同僚となるマクガフや、元巨人のケーシー・マギー氏らと連絡を取り、日本のことについて学んできた。

 1メートル90の長身右腕で、最速153キロの直球とカットボール、チェンジアップ、カーブを武器に、先発ローテーション入りが期待される。「直球とカットボールが投球の軸。チェンジアップにも自信があります」と自ら解説した。今後は施設見学などをし、トレーニングを重ねながら、2月1日のキャンプインへ向けて調整していく。

 クックは昨季メジャーでは全て中継ぎで9試合に登板し、0勝0敗、防御率9・15。18年は19試合に投げ14先発し、5勝5敗、防御率4・15とダイヤモンドバックスで一時先発ローテーションの一角として回っていた。

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2020年1月20日のニュース