阪神ナインも黙とう 揚塩社長「語り継いでいくということが大切」

[ 2020年1月18日 05:30 ]

阪神大震災犠牲者を悼み、黙とうするオリックスの福良淳一GM(前列左から3人目)と田口壮コーチ(同4人目)ら
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 阪神大震災の発生から25年となった17日、阪神は揚塩健治球団社長をはじめ球団関係者、選手ら約80人が兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で黙とうをささげた。

 揚塩社長は「あの時を思い出すと非常につらい日々でした。(我々が)語り継いでいくということが大切だと思います」と風化させない決意を示した。新人選手は全て97年以降の生まれ。阪神大震災は知らないが、ドラフト6位・小川(東海大九州)は大学に入学したばかりの16年4月、熊本地震で被災した。「その人たち(被災者)の分も背負って野球をしていきたい。自分が頑張れば、勇気づけられる人も一人はいると思う」と熱い思いを口にした。

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