広島・曽根&永井「誠也塾」で開花だ!打撃向上へ試行錯誤

[ 2020年1月12日 05:30 ]

広島・永井のティー打撃をサポートする鈴木誠
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 広島・曽根海成内野手(24)と永井敦士外野手(21)が「誠也塾」で打撃開花を期した。宮崎県串間市内での鈴木誠との合同自主トレに参加し、助言を受けながら試行錯誤を続ける日々だ。

 高卒3年目を迎える永井は鈴木誠と同じ二松学舎大付出身で、右打ち外野手という共通項を持つ。昨オフは同行を志願して許可されなかった。「いまでもフォームを変えたり、誠也さんは知識が多い。股関節の使い方まで教えてもらえる」。昨季は2軍で打率・250。いまだ1軍出場はなく、「入団する時に誠也さんから“1年目から出られるようにしないとすぐクビになる”と言われた。今年は1度でも1軍に出ないとやばい」と収穫を持ち帰ろうと必死だ。

 曽根は昨オフ、古巣のソフトバンク・今宮との自主トレに参加していた。「守備はある程度できるようになったので、課題は打撃。(鈴木誠が)永井に教えていることを盗み聞きするのも勉強になる」。守備、走塁のスペシャリストとして昨季は64試合に出場しながら、先発は2試合のみで打率・200。「打てないと話にならない。どこでも守れるので毎日試合に出たい」と課題は明確だ。

 鈴木誠も「どういう感覚で打っているかを聞くと、教えてもらったことを思い出して自分の勉強にもなる」と指導役を歓迎した。(河合 洋介)

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2020年1月12日のニュース