阪神・木浪が結婚!大学4年春から交際 遠距離愛結実「妻のためにも来季は全試合出場」

[ 2019年12月19日 05:35 ]

似顔絵を手に笑顔の木浪
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 阪神・木浪聖也内野手(25)が10月末に結婚していたことが18日、明らかになった。お相手は東京都出身の一般女性・優香さん(23)。すでに兵庫県内で新婚生活を送っている。今季は開幕スタメンを果たすなど1年目から結果を残したが、来季へも人生の伴侶と新たなスタートを切った。

 勝負の2年目へ木浪が強力な“援軍”をゲットした。入団1年目の今季は113試合に出場するなどプロの世界で存在感を発揮。今オフに優香さんという伴侶を得て、レギュラー定着を狙う来季へ強い覚悟を示した。

 「どんな時も支えてくれているので、その支えに応えられるように、頑張っていきたいと思います」

 出会いは亜大4年の春だった。友人の紹介で知りあい、すぐに意気投合して交際をスタートさせた。同年冬には優香さんが米国に1年間、語学留学することが決まり、Hondaに入社した社会人1年目冬までは遠距離での関係が続いた。寂しい思いを抱いたことで、「自分にとってはいなくてはならない存在」と、その存在の大きさを確認した。

 一時帰国した際には応援にも駆けつけてくれた。何とかいいところを見せたい――。その思いをプレーで表した。17年の都市対抗1回戦・JR四国戦では本塁打を放ち、勝利に大きく貢献。スタンドで見守る最愛の人をさらにほれ直させた瞬間だった。

 今季も東京と兵庫での遠距離となったが、時間を見つけてはデートを重ねるなど、愛を育んできた。打撃不振で2軍落ちした時には「聖也なら大丈夫。絶対やれるよ」と励まされたことが大きなモチベーションとなった。最短10日で1軍に再昇格すると、8月18日の巨人戦から13試合連続安打を記録し、調子が上向いた。活躍の裏には常にポジティブな優香さんの強力なサポートがあった。

 「常に笑顔でポジティブな言葉で励ましてくれる。一緒にいて落ち着くし、妻のためにも来季は全試合に出て今年以上の結果を残せるようにやっていきたい」

 これまで以上に強い決意だった。秋季キャンプ後からは兵庫県内で新婚生活をスタート。「料理も考えて作ってくれる。何でもおいしいですけど、特にハンバーグが好きです」。プロアスリートの栄養も徹底管理。二人三脚で2年目のジンクスをぶち破る。(長谷川 凡記)

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2019年12月19日のニュース