楽天・牧田が入団会見 サブマリン“後輩”高橋礼絶賛「勉強させてもらうこと多い」

[ 2019年12月12日 05:30 ]

楽天のユニホームを着てアンダースローのポーズを決める牧田(撮影・西海健太郎)
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 「サブマリン投法」の代名詞を奪い返す。楽天に入団した牧田和久投手(35)が11日、楽天生命パークで入団会見を行った。出来高払いを含む2年総額3億円で、年俸は1億1000万円。背番号は22に決まった。

 「(日米で)まだチャンピオンを経験していない。このチームでチャンピオンになりたい」。メジャーの開幕ロースター入りを逃した今シーズン前にも楽天からオファーを受け、一度は断った。古巣・西武、阪神も獲得に動いた今オフ、再びオファーを受けて「変わらない評価を頂いた」と熱意に応えた。

 2年間、米国でプレー。その間に日本ではソフトバンクの高橋礼が急成長した。同じサブマリンとして、牧田は「米国でも見ていたが素晴らしい投げ方」と絶賛。そのフォームについて「身長(1メートル88)もあり、手足も長い。遠心力を使って投げている。自分とは違うタイプなので勉強させてもらうことも多い」と24歳の若者からも吸収し、投げ合う機会を待ち望んでいる。

 楽天ではセットアッパーを期待されており「任されたところで100%の力を出したい」と意気込む。西武では1年目に22セーブで松坂以来となる新人王を獲得。くしくも西武に14年ぶりに復帰した松坂も同日に入団会見を開き、牧田は「偉大な人。投げ合ってみたい」と目を輝かせた。 (君島 圭介)

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2019年12月12日のニュース