米津玄師より有名に オリ杉本、“徳島ナンバー1獲り”を宣言

[ 2019年12月3日 15:00 ]

<オリックス契約更改>アップで更改し笑顔を見せる杉本(撮影・後藤 正志)
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 オリックスの杉本裕太郎外野手が3日、来季の目標に自ら高いハードルを設けた。

 この日は大阪市舞洲の球団施設で契約交渉し、50万円アップの880万円(金額は全て推定)で更改。来季の目標を問われると、「徳島で知名度が一番あるのは歌手の米津玄師さんなので、一番になれるように頑張ります」と“徳島ナンバー1獲り”を宣言した。

 実は同じ徳島商出身で、米津さんは一年先輩。面識はないが、文化祭で熱唱していたのを後に友人から知らされて「そういえば、歌のうまい人が歌っていたな」と気がついたという。米津さんは18年に「Lemon」が大ヒットするなどして昨年は紅白歌合戦にも出場。若者の間では“超”がつくほどの有名人で、超えるにはかなりの努力が必要だ。

 杉本は今季4試合で4番に座り、自己最多の4本塁打を放つなど持ち味の長打力は見せたが、打率・157と安定感に欠けるなどして18試合出場と伸びなかった。「確実性が付けば、すごいことになるとみんなが言ってくれるので、そこを追求したい」と、来季は長打力だけでなく、違った姿を見せる決意だった。

 ちなみ、愛称「ラオウ」の杉本は、入場テーマ曲に米津玄師さんの曲を使用するか、と聞かれると「僕には、北斗の拳があるので」とラオウらしからぬ、もじもじした態度ではぐらかしていた。

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2019年12月3日のニュース