中日 山本、倍増の1100万円でサイン 今季プロ初勝利 来季は「規定投球回が目標」

[ 2019年11月29日 13:30 ]

倍増の1100万円で契約更改し、来季への意気込みを語る中日・山本(撮影・椎名 航)
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 中日の山本拓実投手(19)が29日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、倍増となる550万円増の年俸1100万円でサインした。

 2年目の今季は、7月31日の阪神戦でプロ初勝利を挙げると、後半戦は先発投手の一角として活躍。最終的に9試合に登板し3勝3敗、防御率2・98をマークし「初勝利ができてうれしいが、シーズン前に1年1軍という目標があった。開幕まで1度も1軍に呼ばれず、前半は悔しかった。その前半戦があったから後半戦のピッチングにつながった」とファームの首脳陣に感謝した。

 1メートル69の小兵は「体が小さいので、どれだけ体をうまく使いきるかが永遠のテーマ」ときっぱり。今オフはオリックス・山本由伸の紹介で大阪の接骨院に通い「立ち方から見直し、胸郭や体幹など力じゃない力を出せるように」と同姓の先輩の力も借りてパフォーマンスアップを目指す。

 来季に向けて「今年、先発をやって勝つ喜び、ゲームを支配する楽しさがあった。先発をやりたい気持ちが強い」と宣言。その上で「規定投球回が目標。イニングをくえる投手になりたい」と力強く語った。(金額は推定)

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2019年11月29日のニュース