中日・松葉は300万円ダウン 6月加入もプロ初の未勝利「野球に集中仕切れなかった」

[ 2019年11月28日 16:20 ]

オリックスから移籍も登板1試合に終わった松葉
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 中日の松葉貴大投手(29)が28日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸2500万円でサインした。

 今季は6月にオリックスからトレード移籍。9月6日のDeNA戦で移籍後、初登板も3回途中3失点で降板すると、1軍登板はこの1試合に終わり、プロ入り初の未勝利に終わった。

 「トレードで来て、いいきっかけにして大きく飛躍していきたかった中、思うようにいかなかった。野球に集中仕切れなかった」と悔しさをにじませた。

 それでも前日までの選手会納会、ゴルフでチームメートらと交流を深め「やっとドラゴンズの一員になれた。2軍が長かったので、大島さんや藤井さんなどベテランと話す機会がなかった。いろんな人とコミュニケーションを取れて良い時間になった」と松葉。

 沖縄での秋季キャンプは投手陣最年長ながら精力的にブルペン入りし「監督やコーチに自分を見てもらい、アピールすることができた」と納得顔。

 30歳を迎える来季に向けて「今までと同じ事をやっていても結果はでない。新しいことに挑戦して違う自分を出していけたら」と詳細は明かさなかったが、新球種に挑戦している。

 「春季キャンプでもアピールして開幕1軍にしがみついて、優勝のために力を発揮したい」とニュー松葉として、チームに貢献することを誓った。

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2019年11月28日のニュース