DeNA・南場オーナー、史上初女性議長就任 オーナー会議で野球振興策話し合い

[ 2019年11月28日 05:30 ]

会場入りするDeNA・南場オーナー (撮影・田中 和也)
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 プロ野球のオーナー会議が27日、都内のホテルで行われ、楽天・三木谷浩史オーナー(54)に代わってDeNA・南場智子オーナー(57)が来年の議長を務めることが決まった。任期は1年で、女性の議長就任は史上初。南場オーナーは会議後「野球振興は12球団がまとまってやった方が有効。そういう組織をつくりたい」と所信表明した。

 野球界にとって、野球人口減少などへの対策は大きな課題。南場オーナーも「各球団の観客動員は増えているが、スポーツとして野球を楽しむ人は増えていない。プレー人口を増やさないと」と訴えた。この日はオーナー会議後に意見交換会を実施。野球振興策などについてオーナー同士でアイデアを出し合った。今後は巨人など4球団でワーキンググループをつくり、具体策を検討していく。

 その旗振り役となるのが南場新議長。斉藤惇コミッショナーも「具体案をたくさんお持ちの方。期待しているし、新鮮な空気が漂うのではないか」と歓迎した。

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