オリックス・吉田正 最強ボディーへ“断食”敢行、来季へ闘志

[ 2019年11月19日 05:30 ]

プレミア12では不本意な成績に終わった吉田正
Photo By スポニチ

 オリックス・吉田正尚外野手(26)が、断食を敢行することが18日、分かった。「ファスティング」と呼ばれるものの一つで、肉体のリセットと減量を目的に、近く絶食生活に突入する。来季3年連続となる全143試合出場へ、最強ボディーを作り上げる。

 「今年は断食をしようと思っています。(阪神の)福留さんもやっていると聞きましたし。やってみることで分かることがありますので、体のメンテナンスを考えて、というところで決めました」

 早くも来季へ向けて動きだした。決め手が、シーズン終了後も侍ジャパンの一員として戦い抜いたこと。前日17日、韓国を破り世界一に輝いた「プレミア12」。10月下旬の宮崎合宿から合流し沖縄、台湾、東京と転戦。1カ月に渡る国際大会の蓄積疲労は未知数だ。3~4日間の断食で、減量も含めた体質改善とデトックス効果なども期待できる。

 プレミア12では外国人投手特有の手元で動く球の対応に悩まされるなど、打率・200、1打点。不本意な結果に終わったが、「本当に悔しい思いをした。でも、打撃も守備も走塁も全ての面で、まだ、自分がレベルアップできるということが分かったので」と飛躍の試練と捉えている。

 今季は2年連続で全143試合に出場し打率・322、29本塁打、85打点。最多安打、打率、出塁率は、いずれも2位にランクインするなどキャリアハイを更新した。オリックスの上位浮上へ、万全の吉田正の存在が欠かせない。(湯澤 涼)

続きを表示

2019年11月19日のニュース