原監督、4番・岡本は「基本的にはサードがいい」

[ 2019年11月13日 05:30 ]

巨人の岡本
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 巨人の宮崎秋季キャンプを指揮する原監督は岡本について、14日に行うソフトバンクとの練習試合に出場しないことを明言した。2年連続で全143試合に出場したことを考慮。今季は一塁で69試合、三塁で56試合、左翼で17試合に先発出場したが、来季に関しては「基本的にはサードがいいと思っている。サードの守備も上手になったし、体も締まった」と方針を示した。

 三塁での出場が増えた夏場以降に打撃が上向き、8月は月間自己最多の9本塁打。原監督は「逆にサードをやらせてコンディションも凄く上がった。サードをやってくれることが元々は望みだった」と説明した。「4番・三塁」といえば巨人では長嶋茂雄氏、その後に原監督が現役時代に担ったスターの系譜だ。生え抜き選手が開幕戦に三塁で先発すれば03年の元木大介(現ヘッドコーチ)以来だ。

 昨年は侍ジャパンに選出されて不参加だった秋季キャンプ。今年は野手キャプテンを務める岡本は「やれることをやって、しっかりオフにつなげていけたらいい」と汗を流す。 (神田 佑)

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2019年11月13日のニュース