東大新監督の井手峻氏 都新宿で最後の指導「東大でプレーする選手が出てくれたら」

[ 2019年11月7日 18:21 ]

都新宿ナインと最後の記念撮影に収まる井手峻氏(前列中央)
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 東大野球部の次期監督に決まった井手峻氏(75)が、コーチを務める母校・都新宿で最後の指導を行った。

 最後はこだわりの併殺練習で締め、「勉強も野球も両立してよく頑張った。僕も向こう(東大)で頑張ります」とあいさつ。「新宿から東大でプレーする選手が出てくれたらうれしい」と話した。

 現役選手やOB、父兄も集まってお別れのセレモニーを行い、花束や記念品を渡して別れを惜しんだ。山口歩主将(2年)は「教えていただいたことを胸に、来年は必ず甲子園に出て良い報告をしたい」と謝辞を述べた。

 田久保裕之監督も「侍みたいな人で本当にいろんなことを学ばせていただいた。どんな試合をしても良いところを見て褒めてくださって、教育者として指導してくださった。寂しい限りだが、我々のコーチが東大の監督になられるのはとても名誉なこと」と話し、感謝の言葉を尽くした。

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2019年11月7日のニュース