福田、ヤクルトが4年総額4億円提示か 交渉後に笑顔「高い評価をいただいた」

[ 2019年11月7日 05:30 ]

ソフトバンクからFA宣言した福田
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 ヤクルトとの約50分間の交渉を終えたソフトバンク・福田は「同じプロで戦っている方から高い評価をいただいた。(リーグが違うが)見ていてくれて、凄くうれしい」と笑顔で語った。交渉を行った伊東昭光編成部長は条件について明言しなかったものの、今季年俸3600万円を大幅に上回り、最大で4年総額4億円を提示したとみられる。

 ヤクルトの外野陣は今季レギュラーだった青木、バレンティン、雄平がいずれも35歳超と高齢化が進んでいる。伊東編成部長は「入ってもらってセンターラインを強化したい」と期待。去就が流動的なバレンティンが流出した場合、青木を左翼に回して福田を中堅に据える布陣も可能だ。

 福田は既に3日に西武、中日と交渉し、この日はロッテともテーブルに着いた。ほかに楽天も本格的に調査をしている。ソフトバンクも宣言残留を認めており、6球団による大争奪戦。横浜出身で幼少期に神宮球場に訪れていたという30歳は「凄く悩んでいます」と熟考の末、結論を出す。 (黒野 有仁)

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2019年11月7日のニュース