悲し過ぎる…阿部慎之助、無念の現役ラストマッチ 巨人ひと筋19年、日本シリーズ4連敗で幕

[ 2019年10月23日 21:40 ]

SMBC日本シリーズ2019第4戦   巨人3―4ソフトバンク ( 2019年10月23日    東京D )

<日本シリーズ 巨・ソ>8回1死、阿部は二ゴロに倒れる(撮影・北條 貴史)
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 5年ぶりにセ・リーグを制した巨人がパ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がって来たソフトバンクに3―4で敗れて4連敗。日本シリーズで1勝もできず、日本ハムを下した2012年以来7年ぶりの日本一には手が届かなかった。巨人ひと筋19年で、シーズン終盤に今季限りでの現役引退を表明していた阿部慎之助捕手(40)は無念の現役ラストマッチとなった。

 阿部はDH制のある敵地・ヤフオクドームで行われた第1戦(19日)、第2戦(20日)はともに「5番・DH」で先発出場。第1戦では2回の第1打席で初球を先制ソロするなど4打数1安打1打点、第2戦では7回2死までノーヒットノーランの快投を見せた高橋礼には3打数無安打に抑えられたが、9回に守護神・森からタイムリーを放って4打数1安打1打点と存在感を示した。

 舞台を東京ドームに移した第3戦(22日)では「5番・一塁」で先発出場して4打数1安打。この日の第4戦は初めてベンチスタートとなったが、6回に代打で登場。ソフトバンク3番手の左腕・嘉弥真に死球を受け、そのまま一塁の守備について入った8回の打席では5番手左腕・モイネロに二ゴロで1打数ノーヒット。4試合の成績は14打席に立ち、13打数3安打2打点1本塁打だった。

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