巨人、山本失策から3ラン被弾 7回途中出場で痛恨ミス「悔しいです」

[ 2019年10月21日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2019第2戦    巨人3―6ソフトバンク ( 2019年10月20日    ヤフオクD )

7回無死、デスパイネの打球を捕球し損ねる山本(撮影・大森 寛明)
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 初めての大舞台で悔やんでも悔やみきれないミスを犯した。0―0の7回。三塁を守る巨人・山本の元へ、先頭打者のデスパイネの打球が転がった。後ろに下がり気味に丁寧に捕球しようとしたが、グラブをはじいた打球が三遊間に転がった。

 「悔しいです。イージーだったんですけれど…」。右太腿裏に死球を受けた若林に代わって、この回から途中出場。4年目の26歳にとって初のシリーズでいきなり訪れた守備機会。しかし、痛恨の失策から傷口が広がり、松田宣の先制3ランにつながってしまった。

 緊迫した投手戦の終盤に出てしまった致命的なミス。原監督は「懸命にプレーしたんだろうけれど、結果的にはピッチャーの足を引っ張った」と厳しかった。山本はその後の打席でも2打席凡退。「やるべきことがたくさんあると思いました」とバスに乗り込んだ。悔しさを糧にするしかない。 (青森 正宣)

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2019年10月21日のニュース