楽天・今江 涙の引退会見 右目の不調で決断 コーチに就任する見込み

[ 2019年10月18日 20:50 ]

引退会見で涙する今江(撮影・島崎忠彦)
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 楽天の今江年晶内野手(36)が18日、楽天生命パーク宮城で引退記者会見を行った。今季はキャンプ直前に右目の不調を訴えて26試合の出場にとどまり「悪くなると私生活に影響する状況。年齢もあるし引退しようと思った」と語った。コーチに就任する見込み。

 大阪・PL学園高から2002年にドラフト3巡目でロッテ入団。05、10年に日本一となってともに最高殊勲選手(MVP)に輝き、フリーエージェント(FA)で16年に楽天に移籍した。「ロッテがなければ今の自分はない。本当に感謝している」と実感を込めた。

 ロッテ時代から東日本大震災で被害を受けた福島県いわき市で社会貢献活動を続けてきた。「東北の皆さんに日本一を、と思ってやってきた。けがもあり貢献できず申し訳ない」と話した。

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