ソフトB、3連勝で日本S進出王手!千賀が圧巻の8回10K零封 西武は完敗で崖っ縁

[ 2019年10月11日 21:32 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第3戦   ソフトバンク7―0西武 ( 2019年10月11日    メットライフD )

力投する千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 2勝1敗で第3戦を迎えたソフトバンクが、2連勝の勢いそのままに序盤から主導権を握って快勝。エースの千賀が8回2安打10奪三振無失点の快投で3連勝へ導き、3年連続の日本シリーズ進出に王手をかけた。

 前日に続いて「1番・二塁」でスタメン起用された牧原が3安打4打点と大車輪の活躍。初回の第1打席で右前打を放って出塁すると、2死一、二塁から中村晃の中前適時打で生還し先制のホームを踏んだ。1死二、三塁で迎えた2回の第2打席では一塁線を破る2点適時二塁打。4回の第3打席では右越えに今シリーズ第1号となる2ランを放ってリードを広げた。

 援護をもらった千賀は初回先頭の秋山に安打を打たれたが、以降は8回2死から源田に内野安打を許すまで無安打投球。150キロ台後半の直球と決め球のフォークがさえわたり、奪った三振は計10個。西武打線を寄せつけない圧巻の投球でチームを3連勝へと導いた。

 西武は先発の十亀が4回8安打5失点と打ち込まれ、打線も千賀の前に2回から7回まで6イニング連続無安打と沈黙。2年連続リーグ覇者がまさかの3連敗で、10年ぶりの日本シリーズ進出へ後がなくなった。

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