DeNA、2位の意地見せた!勝利まであと1人で山崎同点弾被弾もその裏、乙坂が代打サヨナラ2ラン

[ 2019年10月6日 17:53 ]

セCSファーストS第2戦   DeNA6―4阪神 ( 2019年10月6日    横浜 )

<D・神>9回1死一塁、サヨナラ2ランを放ち迎えられる乙坂(中央)(撮影・会津 智海)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は6日、横浜スタジアムで第2戦が行われ、レギュラーシーズン2位のDeNAが同3位の阪神に6―4で9回サヨナラ勝ちを収めて通算成績を1勝1敗とし、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。ナイターで行われる第3戦の予告先発投手はDeNAが平良、阪神が高橋遥。DeNAは第3戦で引き分けでもファイナルS進出が決まる。

 DeNAは初回、レギュラーシーズンで31本塁打した4番・ロペスが左翼スタンド上段に飛び込む1号2ランを放って先制。3回には同じく29本塁打の3番・筒香が第1戦から2戦連発となる2号ソロを逆方向の左翼スタンド前列へ叩き込んでリードを3点に広げた。

 先発した3年目左腕・浜口が5回途中に2点を失って降板すると、6回には第1戦から連投となったエース左腕・今永が打たれて3―3の同点に。その裏、2死二塁から神里の左前適時打で勝ち越した。8回から登板した守護神・山崎が勝利まであと1人となった9回2死から福留に同点弾を被弾したが、その裏、代打・乙坂が右翼スタンドへサヨナラ2ランを放って劇的な勝利となった。

 阪神は0―3で迎えた5回、第1戦で5打点を挙げミラクル逆転劇の主役となった北條が2死一塁から三塁線を抜く適時二塁打を放って反撃開始。送球ミスで北條が一気に三塁へ進むと、2番手・三嶋の代わりバナをマルテが左前へ弾き返す適時打で1点差とし、6回には2死三塁から上本の左前適時打で追いついた。3―4で迎えた9回には2死から福留が起死回生の右越え1号ソロを放って同点としたが、その裏、8回からイニングまたぎとなった岩崎がサヨナラ2ランを浴びた。

 レギュラーシーズンを6連勝フィニッシュして大逆転でのCS進出を果たした阪神はCS第1戦で6点差をひっくり返して勝利を収めたが、第2戦は逆転勝利ならず。連勝は7で止まった。

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