中日 森SDに契約満了伝達、退団へ 矢野球団社長「良い選手を取り、育てていただいた」

[ 2019年10月1日 14:48 ]

球団事務所で矢野社長らと話し合った中日の森SD(右)
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 中日の森繁和シニアディレクター(64=SD)が1日、名古屋市内の球団事務所を訪れ、矢野博也球団社長から今季で契約を満了する旨を伝えられた。

 森氏は投手コーチ、ヘッドコーチ、監督を歴任するなど、10年以上にわたりチームを支えてきた。矢野社長も「長い間、ドラゴンズのために監督を含め、仕事をしていただきありがとうございました。外国人を含め、良い選手を取り、育てていただいた」と感謝。

 その上で、年内いっぱいで切れる契約を「一旦、これが区切り。ずっと甘えてお願いしてきた」と延長せず、退団となることを明かした。

 今後はシニアディレクターの役職は空席とし、ドミニカ共和国を中心に中南米の外国人選手獲得に太いパイプを持つ森氏に「相談できたら相談したいが、ずっと森さんにお願いするわけにはいかない」と矢野社長。球団内で海外に強いスカウトを育てていく方針を示した。

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