巨人・阿部が7号同点弾!通算406発「最高です」 坂本勇40号で花「夢の40号、一緒に打てて感動」

[ 2019年9月27日 19:07 ]

セ・リーグ   巨人ーDeNA ( 2019年9月27日    東京D )

<巨・D>4回1死、右越えソロを放つ阿部(撮影・島崎忠彦)
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 今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部が、本拠地最終戦となるDeNA戦に「4番・捕手」で先発出場。1-2の4回に今季7号ソロを放ち、自らの引退セレモニーが行われる試合に花を添えた。

 「ありがとう慎之助」と銘打たれた試合の0-2の4回、先頭の坂本勇が40号ソロ。スタンドで観戦している長嶋茂雄名誉監督の記録を抜く球団生え抜き右打者シーズン最多40号をマークし、最高の形で阿部に感謝を示した。

 続く丸が遊飛に倒れ1死走者なし、4番・阿部がDeNA2番手・中川虎の4球目を捉え、巨人ファンが待つ右スタンドへ。今季7号ソロで試合を振り出しに戻した。

 坂本勇は「僕の夢である40号を打てた日が、今日という日、そして阿部さんと一緒にホームランを打てたことが最高に嬉しいし、感動です」と興奮し、阿部は「感謝しかない。ありがとう。 DeNAのファンの皆さん、ラミレス監督、対戦してくれた投手。この試合に携わってくれた皆さんに感謝の気持ちしかありません。 最高です!」とコメントした。

 阿部は15年5月31日の楽天戦以来、1580日ぶりのスタメンマスクで出場。2回には2番手に登板した中大の10学年後輩・沢村とのコンビで「頭ポカリ」事件を“再現”し、スタンドを沸かせていた。

 スタンドでは阿部入団1年目の01年まで監督を務めた長嶋茂雄名誉監督が観戦。19年間の現役生活を終える4番での立ち姿、戦う姿勢を見守る。

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