西武・木村 母校の先輩・豪栄道にあやかり快打 辻監督「その言葉を信じたんだよ」

[ 2019年9月11日 22:54 ]

パ・リーグ   西武4―1ソフトバンク ( 2019年9月11日    メットライフD )

<西・ソ>5回2死一塁、今宮の右越え二塁打で本塁突入する内川の生還を阻止した木村(撮影・尾崎 有希)
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 西武・木村が、母校・埼玉栄の先輩である大関豪栄道にあやかって快打を放った。

 0―0の3回無死一塁の第1打席。本人は「送りバントだと思った」と話したが、ベンチは「打て」。木村は右前打を放ってチャンスを広げ、2死から森の二塁打で3点を先制した。

 「木村は調子がいいしね」と話した辻監督は、犠打ではなく木村に打たせた意外な理由を明かした。

 「試合前に(クラブハウスで)あいつが相撲を見ていて、豪栄道が勝ったのを見て“よし、俺も打てるぞ!”と言っていたんだ。その言葉を信じたんだよ」

 豪栄道は木村にとって埼玉栄の2年先輩。1年生の時には同校相撲部に足を運び、3年生だった豪栄道と組ませてもらったこともあったという。

 以来、活躍ぶりを応援しているという木村。9月場所3勝1敗の先輩にあやかり、「あの回に点が入って良かった」と笑顔で帰りの車に乗り込んだ。

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2019年9月11日のニュース