西武・中村、サヨナラ打なのに反省の弁「打てたことはうれしいが…」

[ 2019年8月24日 22:26 ]

パ・リーグ   西武6-5楽天 ( 2019年8月24日    メットライフ )

ファンとハイタッチする中村(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 5-5の同点で迎えた延長10回、2死一、二塁の場面で打席に立ったのは西武の4番・中村。楽天の守護神・松井の初球を捉えると、打球はレフト線付近へ。二塁走者の秋山がホームインし、劇的なサヨナラ打となった。

 中村は「打てたことはうれしいんですけど、僕のエラーから同点になったんで、なんかホントすみません」と暗い表情。8回の楽天の攻撃の際、先頭打者ブラッシュの打球処理をミスしたことが、楽天・渡辺の同点3ランにつながったことを悔やんだ。

 打席に入る時の気持ちを聞かれても「ん~、まあ、特に(苦笑)。エラーもしましたし。結構、気持ち的には参っていたんですけど、しっかり集中して打席に入りました。打ててよかったです」と、喜び半分といったところ。“自分で決めてやるって感じではないんですか?”の問いにも、中村は「エラー2個しましたし、ホントすんませんでした」と、エラーに対する反省の方に気持ちが支配されているようだった。

 ただ、この日の勝利で、西武は首位ソフトバンクに3.5ゲーム差まで接近した。中村はその事実に対しては前向きのコメント。「追いかける展開ですけど、まだまだゲーム残ってますし、チーム全体、ファンの皆さんもそうだと思うんですけど、全然諦めてませんし、まだまだいけると思ってるんで、これから頑張りたいなと思ってます」と、気を引き締めていた。

続きを表示

2019年8月24日のニュース