ヤクルト村上、初の2打席連発 27&28号で2冠王視野「自分のできることやる」

[ 2019年8月18日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―5中日 ( 2019年8月17日    神宮 )

6回2死、村上は2打席連続ソロを放つ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルト・村上が満員の神宮を2度も熱狂させた。4回、そして6回だ。プロ入り初の1試合2本塁打となる2打席連続アーチを右翼席に放った。「素直にうれしい。自分のスイングをすることができた」と胸を張った。

 1本目は同点とされた直後で決勝の27号ソロ。2本目は突き放す28号ソロに、小川監督も「彼のホームランは効果的なものが多い。成長していると思う」と褒め称えた。

 7月は絶不調だった。打率.217、1本塁打、13打点。「試行錯誤を繰り返しました」と苦しんだ。初出場した球宴ではオリックス・吉田正からバットも譲り受けた。浮上のきっかけをつかもうと、必死にもがいた。

 8月は15試合で8本塁打。リーグトップの83打点は高卒2年目以内では2位・清原和博(西武)に並び、1位の中西太(西鉄)に3打点差に迫った。令和1001、1002号で積み重ねた28本塁打も巨人・坂本勇に4本差だ。「自分のできることをやって、結果につながってくれればいい」。2冠王も視野に入る。 (川手 達矢)

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