星稜・奥川 “怪物”江川に並ぶ23K 9イニングでの最多は松井裕樹の22K 

[ 2019年8月17日 15:16 ]

第101回全国高校野球選手権大会11日目 3回戦   星稜4―1智弁和歌山 ( 2019年8月17日    甲子園 )

<星稜・智弁和歌山> 炎天下の中、14回を1人で投げきった星稜・奥川(撮影・平嶋 理子)
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 星稜の奥川恭伸投手(3年)が3回戦の智弁和歌山戦に先発し、14回3安打1失点完投。自己最速タイの154キロを再三マークしたほか、6者連続を含む23三振を奪う圧巻の投球を見せた。

 夏の甲子園では、2012年に松井裕樹(桐光学園、現楽天)がマークした22奪三振が9イニングでの最多記録。参考記録では、1958年に板東英二(徳島商)が魚津戦で18回を投げ25奪三振をマーク。また、73年には江川卓(作新学院)が柳川商を相手に、15回で23三振を奪っている。

【奥川の投球成績】
14回、165球を投げ、3安打1失点(自責0)、3四死球、23奪三振

▽1回 二ゴロ、見三振、右飛
▽2回 三ゴロ、死球、空三振
▽3回 空三振、空三振、見三振
▽4回 空三振、空三振、右飛
▽5回 空三振、遊安、空三振、見三振
▽6回 空三振、三失、遊ゴロ、死球、右前適時打、見三振
▽7回 中飛、見三振、空三振
▽8回 空三振、見三振、右飛
▽9回 中安、中飛、左飛、空三振
▽10回 中飛、空三振、遊ゴロ
▽11回 左飛、一ゴロ、四球、左飛
▽12回 空三振、空三振、空三振

延長13回からはタイブレーク(無死一、二塁から開始)
▽13回 投ゴロ、空三振、空三振
▽14回 投ゴロ、遊ゴロ、中飛

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