ヤクルト・石川「いつか打たれるんだろうなと…」 あと5人でノーノー逃すも「低め意識が良い形に」

[ 2019年8月14日 21:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト15―2DeNA ( 2019年8月14日    神宮 )

ヒーローインタビューを終えスタンドのファンとハイタッチする石川(撮影・久冨木 修) 
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 ヤクルト先発の石川は8回101球を投げて1安打1失点で、自身4連勝となる今季6勝目をマークした。

 石川は「初回に7点入って若干焦ったんですけど、毎回点数を取ってもらった次の回に点数を取られることが多いので、逆に思い切って投げられました。何とか低めという意識が良い形になりました」と自身の投球を振り返った。

 8回24アウト取った中で、11アウトがゴロアウトだったことについては「試合前に中村と話したことが、そのまま出てたというか本当に良いリードをしてくれました。ゴロアウトが取れている時は、自分の良い時だと信じて投げていました」と女房役の中村へ感謝した。

 8回1死まで無安打だったがノーヒットノーランを意識していたのかを聞かれると「いつか打たれるんだろうなと思いながら投げていました」と苦笑いしながらも、「何とか一人一人(を抑える)という気持ちが、ノーヒットであの回までいけたと思います。野手の好守備もあったので、助けられました」と野手にも感謝した。

 17安打15点を奪った打線について「頼もしいですね」と話し、石川も含めて先発全員安打になったことについても「打席に立つと9番目の野手のつもりで、送りバントなど1打席1打席疎かにしない気持ちで打席に入っているので良かったです」と語った。

 チームは、神宮では今季初の同一カード3連勝となった。「なかなか3連勝出来ずにすいません」とファンに詫びた上で「今日勝って良かったです。残りの試合も少ないですけど、この流れで次のカードからも頑張っていきたいです」と話した。

 最後に「今日も暑い中で熱い声援ありがとうございました。残り試合も1戦1戦がむしゃらに戦うのでご声援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。

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