作新学院 延長戦制し3年ぶり初戦突破 9回2死から追いつかれるも最後は中島が勝ち越し打

[ 2019年8月11日 10:18 ]

第101回全国高校野球選手権大会 2回戦   作新学院5―3筑陽学園 ( 2019年8月11日    甲子園 )

<筑陽学園・作新学院>10回1死三塁、勝ち越し適時打を放つ作新学院・中島(撮影・木村 揚輔)
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 第1試合は9年連続夏の甲子園出場となった作新学院(栃木)が延長戦を制し5―3で今春選抜8強の筑陽学園(福岡)に勝利。3年ぶりに初戦突破を決めた。

 激闘を制した。3―1の9回、あと1つのアウトを取れば勝利という場面で、ここまで1失点投球の先発・林が3連打を浴び同点に追いつかれた。

 それでもナインは下を向かなかった。延長10回、先頭の1番・福田が左前打で出塁し、すかさず二盗と三盗を決めた。1死三塁となって3番・中島が中前適時打で勝ち越しに成功。その後は5番・横山にも左前適時打が出て2点差とした。

 投げてはエース右腕・林(3年)が10回137球を投げ3失点の完投。走者を出しても落ち着いた投球とバックの好守もあり、粘りの投球で勝利につなげた。

 2003年以来、16年ぶりの夏の甲子園筑陽学園は先発のエース西舘(3年)が10回151球、10安打5失点9奪三振の熱投で投手戦を演出するも惜敗。打線も9回2死から一時同点に追いつく猛攻も反撃及ばずに初戦で姿を消した。

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