智弁和歌山・中谷仁監督、“夏1勝”届けてくれた正捕手・東妻に「本当に頼もしい」

[ 2019年8月8日 10:57 ]

第101回全国高校野球選手権大会   智弁和歌山8―1米子東 ( 2019年8月8日    甲子園 )

<智弁和歌山・米子東>4回2死一、二塁、先制適時打を放つ智弁和歌山・東妻(撮影・木村 揚輔)
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 第101回全国高校野球選手権大会の第3日は8日、甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合は5季連続出場となった智弁和歌山(和歌山)が8―1で米子東(鳥取)を下して2年ぶりの2回戦進出。正捕手の6番・東妻(3年)が3安打2打点の活躍で勝利に導いた。

 4回2死一、二塁の好機で迎えた第2打席では、内角の直球を引っ張って「後ろにつなごうという意識が結果になった」と先制の左前適時打。1―1で迎えた6回の第3打席では2死一塁の場面で「ボールが先行したところで、思いっきり振っていこうと」と勝ち越しの右中間への適時三塁打を放った。

 守備でも「1点で抑えたのが良かった」と先発の池田(3年)を好リードした。

 中谷仁監督に夏の甲子園初白星を届けた東妻は「すごくうれしいです」と笑顔。指揮官も「バッティングでも守備でも、しっかりと階段を登っていってくれてる、まだまだ途中なんですけども、その中で粘り強く結果を出してくれてるので、本当に頼もしいですね」と扇の要に信頼を寄せた。

 今春選抜で8強入りを果たした智弁和歌山。今夏は頂点に向け、正捕手は「これから一戦、一戦を勝って、最終的には日本一」と次を見据えた。

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