大船渡・佐々木、最後の夏終わる…決勝で出場機会なく涙の敗戦

[ 2019年7月25日 15:10 ]

第101回全国高校野球選手権岩手大会 決勝   大船渡2―12花巻東 ( 2019年7月25日    岩手県営 )

<大船渡・花巻東>整列し応援団にあいさつする大船渡・佐々木(右から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 今秋ドラフトの超目玉、注目の163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡は25日、岩手大会決勝で花巻東と対戦。佐々木は先発登板を回避し、4番にも入らずベンチスタート。出場機会がないままチームは2―12で敗れ、1984年以来の甲子園出場はならなかった。

 大船渡の先発・柴田は6回までに9失点。7回から登板した2番手・前川も失点を重ねた。打線は初回に1得点したものの、ビハインドをはね返すことができなかった。佐々木は最後までベンチからチームメートに声援を送り続けた。

 佐々木は4回戦の盛岡四戦で延長12回、194球を投げ2失点完投。中2日で先発した前日24日の準決勝で129球を投げ、毎回の15奪三振で2安打完封していた。準決勝までの4試合で、29回を投げ9安打2失点(自責2)、7四球、51奪三振で投球数は435球。最速は4回戦でマークした160キロだった。

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