ロッテ、メジャー58発男獲得!キューバ出身31歳、万能外野手マーティン 

[ 2019年7月15日 05:30 ]

今季途中までインディアンスに所属したマーティン(AP)
Photo By AP

 ロッテは14日、キューバ出身で今季途中までインディアンスに所属したレオネス・マーティン外野手(31)を獲得したと発表した。今季終了までの契約で年俸は30万ドル(約3240万円)。背番号や来日の日程は未定。

 メジャー8年間通算で58本塁打、228打点。マリナーズ時代の16年に15本塁打したほか、黒田博樹から2本塁打、上原浩治からも1本と日本投手を攻略した実績もある。また、13、14年は2年連続30盗塁以上など通算126盗塁。強肩も備え、走攻守で期待できる万能型、いわば「オールマーティン」だ。

 「パワーもあるが、足が速く、肩も強く、守備もうまい。後半戦へ野手の層を厚くした」と松本尚樹球団本部長。33歳の荻野、清田、32歳の角中とベテランが中心の外野手の負担軽減の狙いもある。井口監督は「クリーンアップというより足も使える」と説明し、中軸より1、2番などで起用し、得点力をアップさせたい考えだ。

 期待の助っ人は球団を通じ「このようなチャンスをいただき、感謝しています。最高の選手、最高のチームメートになれるよう、しっかりと準備をしたい。リーグ優勝だけを目指して頑張ります」とコメント。後半戦のキーマンになりそうだ。(福浦 健太郎)

続きを表示

2019年7月15日のニュース