中日4連勝で2位に2差!広島に逆転勝ち 与田監督「選手がよく頑張ってくれた」

[ 2019年7月11日 05:30 ]

セ・リーグ   中日2―1広島 ( 2019年7月10日    ナゴヤD )

7回1失点と好投し勝利に貢献したロメロは、最後を締めたR・マルティネス(左)とハイタッチで喜ぶ(撮影・椎名 航)
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 鯉の背中どころではない。中日が5位ながら前半戦を4連勝で締め、同率2位で並ぶ阪神、DeNAに2ゲーム差と肉薄した。0―1の8回2死満塁から2者連続の押し出し四球で逆転勝ち。試合後、与田監督の顔は紅潮したままだった。

 「選手がよく頑張ってくれた。本当にそれだけ」

 好投したロメロを援護できないまま、0―1で迎えた8回にドラマが訪れた。平田、大島の連打などで2死満塁にすると、藤井がフルカウントから冷静にボールを選び押し出し四球で同点。続く京田はストレートの四球で三塁走者が還り勝ち越した。指揮官は「緊張感ある中、ストライクとボールを見極め、勝ち越す執念が強かった」と称えた。

 今季2度目の4連勝でAクラス入りは目前。指揮官は「1つでも上の順位を目指すのは変わらない。勝つことに集中する」と力強く語った。後半戦は竜が台風の目となり混セを演出してみせる。 (徳原 麗奈)

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2019年7月11日のニュース