ロッテ・佐々木千隼 9日に2年ぶり1軍先発 右肘手術から復活「元気な姿を見てもらいたい」

[ 2019年7月8日 17:32 ]

 ロッテの佐々木千隼投手
Photo By スポニチ

 ロッテの佐々木千隼投手(25)が9日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で、2年ぶりの1軍先発マウンドに上がる。

 「緊張するとは思う。出来ないことをやろうとしても出来ない。出来ることをしっかりやっていこうと思う」

 16年ドラフトで外れ1位として史上最多の5球団が競合。1年目は15試合に登板し、4勝7敗、防御率4・22の成績を残した。最後の1軍登板はその年の10月5日・楽天戦(ZOZOマリン)。昨年は不調に加え、7月6日に右肘関節遊離体の除去手術を受けるなどマウンドそのものから遠ざかっていた。

 長いリハビリ生活の中で、気づいたことがある。「投げることは楽しい。それはケガをして初めて分かった」。今は投げることに喜びを感じるとともに恩返しの気持ちも強い。

 「本当に毎日、一緒にリハビリをやってもらったトレーナーさんたちに元気な姿を見てもらいたい」

 2軍では今季すでに10試合に登板し、2勝2敗。「1軍でチャンスをもらったので先発の仕事が出来たらいい」。佐々木といえば岩手・大船渡で最速163キロを誇る高校生右腕・佐々木朗希が注目を集めるが、プロには「千隼」がいることをアピールする。

続きを表示

2019年7月8日のニュース