オリ メネセス「規律違反」で契約解除も 現在2軍自主調整中

[ 2019年6月16日 05:30 ]

オリックスのメネセス
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 オリックスのジョーイ・メネセス内野手(27)が、契約解除される可能性があることが15日、分かった。複数の関係者によると、球団の規約を著しく違反した模様で、近日中にも球団が事情説明する方向だ。

 メネセスはフィリーズ傘下3Aに所属した昨季、インターナショナルリーグで本塁打と打点の2冠を獲得した右の好打者で、日本の複数球団が獲得に動いた。3月の侍ジャパン強化試合ではメキシコ代表の4番として出場し2試合で8打数5安打と活躍。開幕戦となった3月29日の日本ハム戦には3番で先発するなど吉田正とともに中軸を任される存在だった。

 だが、5月4日のソフトバンク戦で右手を負傷し、翌5日に精密検査を受け「右手第2伸筋腱周囲炎」と診断され、出場選手登録を抹消された。その後は2軍でリハビリを行い、先週からフリー打撃を再開したが、現在は2軍の全体練習には加わらず自主調整しており、この間に何らかの規律違反があったとみられる。

 今季は29試合出場で打率・206、4本塁打、14打点。抹消される際に西村監督は「いなくなるのは痛いが、なんとか(みんなで)カバーしていかないと」と話し、早期復帰を期待していた。リーグ最下位に低迷するチームにとっては数少ない起爆剤になれる存在だっただけに、このまま契約解除となれば頭の痛い問題だ。

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2019年6月16日のニュース