明大5番・喜多がバックスクリーンへダメ押しアーチ 西武・森の動画でイメトレ効果

[ 2019年6月16日 16:23 ]

全日本大学野球選手権準決勝   明大5―1東農大北海道オホーツク ( 2019年6月16日    神宮 )

<明大・東農大北海道オホーツク>8回2死二塁、明大・喜多が中越え2ラン本塁打を放ちガッツポーズ(撮影・郡司 修)
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 明大が逆転で東農大北海道オホーツクを下し、決勝に進出した。

 同点の8回、暴投で勝ち越すと、5番・喜多真吾内野手(4年、広陵)がバックスクリーンへダメ押しの2ランを放った。「ここで1本打って試合を決めてやろうくらいの気持ちで打席に入った。手応えは完璧。行ったかなと思いました。入った瞬間は“よっしゃ”と」と喜んだ。

 1メートル83、91キロと屈強な体格が持ち味の左の強打者。昨春リーグ戦で初出場を果たした。筋トレ好きで、プロテインの代わりにひたすら白飯を食べて体を大きくした。わさびふりかけと食べるラー油をご飯のお供にかきこむという。

 広陵時代は携帯電話禁止のため大学来てからスマホデビュー。試合に向かうバスの車中では堺ビッグボーイズ時代の2つ上の先輩、西武・森友哉の動画を見るのがルーティンで「憧れているんです。こうやって打ってやろうと思う」。

 この日は「最近の打撃を見た。1回見て、いいねを押すとどんどんフィードされてくるんです」。今までもオフの納会などで顔を合わせているといい、イメトレもばっちりで特大の一発を放った。

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2019年6月16日のニュース