2年目左腕の阪神・高橋遥 7回に痛恨被弾

[ 2019年6月13日 19:55 ]

交流戦   阪神―ソフトバンク ( 2019年6月13日    ヤフオクD )

<ソ・神>力投する高橋遥(撮影・坂田 高浩)
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 阪神先発の高橋遥は6回までソフトバンク打線を1安打に封じていた阪神先発・高橋遥が7回に痛恨の一発を浴びた。

 初回を3者凡退で退けると、2回は2死から松田に内野安打を許したが、昨季の対戦で本塁打を打たれた因縁の相手塚田を中飛に仕留めた。3回は1死から川瀬、福田を変化球で空振り三振を奪うなど、最速タイの151キロを計測する威力十分の直球を軸にリズムに乗った。4回は1死から内川に四球を与えたが、4番・デスパイネを140キロツーシームで遊ゴロ併殺に打ち取り、躍動感あふれる投球で、5回も3人で切り抜けた。

 前回6日のロッテ戦5回2失点で勝敗はつかなかった。「低めを意識して攻めるというのを忘れないで投げたい」と臨んだ一戦で2年目左腕が中盤まで完璧な投球を見せた。

 だが、7回に先頭の今宮に左前打を放たれると、続く内川にも連打を許して、無死一、二塁。デスパイネからは空振り三振を奪ったが、5番・グラシアルにカウント1―2から内角の変化球を完璧に捉えられ、左翼席に飛び込む3ランで先制点を献上。マウンド上で唇を噛みしめ、悔しさをあらわにした。

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2019年6月13日のニュース