日本ハム吉田輝星、デビュー戦5回1失点!「直球はある程度通用したのかな」

[ 2019年6月12日 20:11 ]

交流戦   日本ハム―広島 ( 2019年6月12日    札幌D )

<日・広2>初回のマウンドにあがった日本ハムの先発投手・吉田輝(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が12日、札幌ドームで行われた広島戦でプロ初登板初先発。1軍デビュー戦は5回84球を投げ、4安打1失点で勝利投手の権利を得て降板した。

 注目の初回は1番長野にプロ初安打を許すなど、1死満塁のピンチを背負ったが、5番西川を空振り三振、6番磯村を三ゴロに抑え無失点で切り抜けた。

 先制点を受けた2回には長野に左二塁打を打たれプロ初失点を許したが、味方が勝ち越した3回はバティスタ、鈴木、西川の中軸を3者凡退に抑えた。

 デビュー戦で昨季セ・リーグ最多勝投手・大瀬良との投げ合いになったが、吉田は伸びのある直球とカーブなど効果的な変化球も駆使して力投。4回も無失点、5回は3巡目の長野を左飛、菊池涼を145キロの直球で空振り三振、バティスタを右飛に封じ、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。

 吉田は初登板後に「初めての1軍マウンドで、試合開始から雰囲気は違うなと思いました。それでも、緊張はあまりせずに、初回から投げられました。しっかりと指にかかった真っすぐはファウルが取れたし、後半は多少コースが甘くなっても、うまく空振りも奪えました」と振り返った。

 「初対戦ということもありますが、自分の真っすぐはある程度通用したのかなと思います。1回、2回とピンチもありながら最少失点でしのいで、3回以降はリズムよく投げられました。チームの勝利を信じてベンチから応援します」とコメントした。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月12日のニュース