広島・野村また背信投球…プロ8年目で最短初回5失点KO 1死も取れずに4点失い、1回で49球投げる

[ 2019年6月11日 19:15 ]

交流戦   広島―日本ハム ( 2019年6月11日    札幌D )

<日・広>広島先発の野村(撮影・高橋茂夫)
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 広島の野村祐輔投手(29)が交流戦3カード目となった日本ハム3連戦の初戦(札幌D)に先発登板。初回に6安打を浴びて5点を失いKOされた。1回KOはプロ8年目にして自己最短。

 味方打線が初回に主砲・鈴木の左中間二塁打で1点を先制。いきなり援護点をもらった野村だったが、その裏に炎上した。

 1番・西川に右前打、2番・大田に中前打、3番・近藤に四球であっという間に無死満塁。4番・中田に左翼線二塁打されて2点を失い逆転を許すと、続く5番・王柏融には右前へ2点適時打されて1死も取れずに4失点。

 6番・渡辺は見逃し三振に仕留め、7番・清宮も一ゴロで2死までこぎつけたが、8番・清水に右前打された2死一、三塁から9番・中島に左前適時打を浴びて5失点目。相手の走塁ミスで3アウト目を取りチェンジとなったが、味方打線が2回に磯村の左中間二塁打で1点を返して2―5として迎えた2回のマウンドに野村の姿はなかった。

 野村の投球内容は1回で打者9人に49球を投げ、6安打5失点。1三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 試合前まで3勝2敗の野村だが、今季登板11試合で5イニング以上投げたのは6試合だけ。5月21日の中日戦(三次)は7回無失点と好投して3勝目を挙げたが、5月28日のヤクルト戦(神宮)は4回途中6失点KO、前回登板の6月4日西武戦(メットライフD)も2回に一挙4点を失うなど6回4失点と背信投球が続いている。

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