DeNA楠本、初アーチが代打満弾 恩師・大塚監督が語る才能「将来は首位打者狙える」

[ 2019年6月9日 09:16 ]

交流戦   DeNA6―4西武 ( 2019年6月9日    横浜 )

8回に代打逆転満塁本塁打を放った楠本 (撮影・西川祐介)
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 DeNA・楠本が放った代打逆転満塁本塁打に、東北福祉大時代の恩師である大塚光二監督(52)は「初アーチが凄いですね。2軍でも腐らずにやってきたんだろうな、と思います」と話した。

 10日に全日本大学野球選手権が開幕。この日は開会式を終え、楠本の一発はインターネットの速報で知ったという。

 「彼は大学時代から、練習でも一切手を抜かなかった。練習で打ち損じたのを見たことがないし、僕から打撃で(アドバイスなど)何も言ったことがない」という。

 楠本は2年目の今季、オープン戦で好調を維持し、開幕1軍入りを果たした。大塚監督はその際に連絡を取り「これからだぞ。スタメンを外れたり、2軍に落ちることもある。腐らずにやることが大事だ」と伝えた。

 楠本の弟・晃希(3年)も東北福祉大でプレー。大塚監督は弟を通じて「(兄に)頑張れって言っといてくれよ」と常々言っているという。そんな教え子を「相手投手の右左も苦にしないし、真っすぐにも強い。ホームランバッターではないけど、将来は首位打者も狙える」と評し、「もっともっとアピールをして、まずは1軍に定着して欲しい」と話した。

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2019年6月10日のニュース