西武・辻監督、山川に球宴1号指令「とてつもなく大きなホームランを」

[ 2019年5月24日 05:30 ]

東京へ移動する山川(撮影・岡田 丈靖)
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 「マイナビオールスターゲーム2019」の開催要項が23日、都内のホテルで発表された。全パを率いる西武・辻発彦監督(60)は、20本塁打、50打点と2部門でトップを独走する西武・山川を「(球宴でも)4番で使いたいと思います」と全パの4番に指名。さらに、「とてつもなく大きなホームランを打ってほしい」と特大弾指令も飛び出した。

 全セを率いる広島・緒方監督が欠席し、辻監督は1人で壇上へ。言葉に熱がこもった。

 「ひいき目で見ているわけじゃなくて、アイツはパ・リーグの顔。フリー打撃でもお客さんを呼べるくらい。“楽しいな”という打撃をしているから」

 山川は初出場だった昨年の球宴では6打数2安打1打点。7月14日の第2戦(熊本)では4番を務めたが、一発は打てなかった。「駆け引きのない、力と力のガチンコ勝負を楽しんでほしい。エキサイティングな試合を見せたいね」と指揮官。山川のバットが、その興奮を呼び起こす。 (鈴木 勝巳)

○…会見には、3年連続で特別協賛社となったマイナビの中川信行社長が出席。「3回目になるが今年も国民の一大イベントに協賛でき光栄。プロ野球を通して私どもの会社にも親しみを持っていただければ」とあいさつした。「息子2人は大のプロ野球ファン。野球人気が復活してきている」と期待を込めた。2試合を通じて、ファンに夢と感動を届けた選手1人に「マイナビ賞」として賞金100万円を贈呈する。

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2019年5月24日のニュース