DeNA・上茶谷“7度目の正直”で待望初勝利 降板後は「お願いします、という気持ちで」記念球は両親に

[ 2019年5月18日 21:30 ]

セ・リーグ   DeNA11―6ヤクルト ( 2019年5月18日    神宮 )

<ヤ・D>プロ初勝利をラミレス監督(左)から祝福される上茶谷(撮影・尾崎 有希)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー、上茶谷大河投手(22=東洋大)がヤクルト戦(神宮)でプロ7度目の先発登板。打線の援護にも恵まれ、6回途中3失点で待望のプロ初勝利をマークした。

 4回、村上に同点3ランを浴びたが、失点はそれだけ。5回には通算13打席目でプロ初安打も放って自ら勝ち越しのホームも踏んだ。

 これまで何度も好投しながら打線の援護に恵まれず、登録抹消も経験しただけに試合後のヒーローインタビューでは「すごくうれしい気持ちです」と噛み締めるように一言。「少し粘り強さがなかったなあと思いますけど、野手の皆さんに援護をいただいたので、しっかり投げることができました」と5回2/3で99球を投げ、3安打4四球の投球内容を振り返った。

 降板後は「お願いします、という気持ちで」試合を見ていたという上茶谷。プロ初安打については「振ったら当たりました。(手の感触は)ちょっと痛かったです」と初々しさ全開で、受け取った2球のメモリアルボールは「両親に両方渡したいと思います」とはにかんだ。

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